多くの方にお会いして、「お客様との会話に困ります」という
お声が非常に多いのですが、

まさにこれこそが「お客様に愛される」かどうかの分かれ道です。

お客様に人気のある人は、当たり前のようにお客様のニーズを引き出し、会話を膨らませ、気がついたらお客様が楽しそうに話しているという流れを作っています。

 

では一体彼らは何を得意とし、何を当たり前にしているのか、これこそが皆さん知りたいことですよね。

 

 

会話に困っている方の大半は「話題」についてです。

いきなり商談を始める人はまずいないでしょう。

話題が思い浮かばないので間を恐れ、ますます苦手意識が強くなるというループです。

 

一流の営業マンやある程度、経験のある人でしたら

「アイスブレイク」をしっかり入れ相手との距離感をコントロールします。

 

 

アイスブレイクとは

 

アイスブレイクとは、その言葉の意味の通りで初対面のシーンでの緊張感を溶かすための会話です。
お天気の話や、そのときに見たものの話、つまり当たり障りのない会話です。

商談や、ご挨拶など最初の会話は印象を決めてしまうので非常に重要です。

 

例をあげてみましょう

 

▼「とても素敵なお名刺ですね」

▼「この辺り初めてきたのですが、素敵な場所ですね」

▼「受付の方がとても感じの良い方で、素晴らしいですね」

 

これは、相手を直接褒めているのではなく、間接的に褒めています。
さりげなく褒めることもアイスブレイクになります。

直接相手を褒めるのは、初対面であると警戒心を抱かせてしまう場合もあります。

 

また

 

▼「〇〇さんからとても素敵な方だとお伺いしておりましたのでお会いする事を楽しみにしておりました」

など、第三者を挟んで褒めるのも、アイスブレイクに繋がります。

第三者を挟むと「〇〇さん」の評価も上げることに繋がり結果良い人間関係が生まれやすいのです。

 

アイスブレイクの型をたくさん持っておくと、最初の第一歩として次の展開に持っていきやすくなるので習得しましょう!

■業界ネタ

■周辺のネタ

■お天気のネタ

■時事的な会話のネタ(政治・宗教を避ける)

■共通項のネタ(→次回掘り下げます)

 

ハイエンドコミュニケーションの研修では、ロールプレイングを中心に実際の会話を想定して明日からすぐに使える会話術を習得します。

各社のお客様を想定した会話内容などカスタマイズもしております。