個人においても、企業においても求められている価値。

ブランド力。

 

ブランドというと、高級品などを連想する人もいるかもしれないですが、ブランドとは本来そういうことではありません。

何故いまブランド構築が必要なのでしょうか。

◆ブランドの本質を知る

ブランドとは、精神的に与える付加価値です。

消費者の熱狂を生み出すのはストーリーだったり、そのコンセプトです。
商品そのものだけではありあません。
今の時代、`良い商品`というのはもはや消費者にとって当たり前になっています。
ITが発達することにより、全ての改善スピードが早くなっています。
先日ニュースでANA社長が「SNSによりお客様の声を拾い上げすぐに改善対応に活かしている」というお話をされていました。
SNSなどを使えばお客様のリアルなお声もすぐに入手でき、タイムラグがないのです。
改善されないサービスや商品が生き残ることはありません。

 

◆精神的付加価値とは何なのか

 

精神的に与える付加価値、それがブランド力です。

お客様に`安心感` `信頼感`を与えます。

商品が良いから購入するという人ももちろんいますが、それでも`自分にとっての意味`を消費者は求めています。

「コンセプトに共感した」

「ストーリーに感動した」

「職人さんの思いが素晴らしかった」

「これを持つと自分が変われるような気がする」

 

全て精神的な付加価値です。
現代のひとは物質的な豊かさよりも「心の豊かさ」に興味を持っている人が多いからです。

それによって、自分がどんな風になれるのか。何を与えられるのか。

そこに一般論など必要ありません。

 

◆提供する価値の本質を知ること

例えば、スターバックス。
スターバックスと言えばコーヒーを提供しています。
しかし、コーヒーを提供しているお店は他にもあります。
ドトール、エクシオールカフェ、タリーズ、ホテルのラウンジ、珈琲店・・・・。

消費者の意識の中にはスターバックスは「居心地の良い空間、おしゃれなライフスタイルの一部」
というイメージが根付いています。

美味しい珈琲を求めているならば、ハンドドリップの珈琲豆にこだわったお店もあります。
でも人はおしゃれな空間や、そこにいる人達も全て巻き込んで一つの価値としてスターバックスに足を運ぶのです。

「自分たちが何を提供しているのか」

ということを、理解することや指針は非常に重要です。

◆スタッフもブランドの一部である
ブランドと言えば、ロゴやキャッチフレーズ、カラーなどイメージされるかもしれませんが、精神的付加価値という概念から見ると、それに携わる人間もまた`ブランド`の一部なのです。

逆に言うと、`スタッフ、社員が作り出すブランドイメージ`もあるということです。

企業コンセプトが社長、経営者レベルで止まっている場合、ブランド構築は難しいでしょう。

コンセプトや企業理念、つまり消費者に`どんな付加価値`を提供しているかというほんとうの意味を全社員に浸透させる必要があります。
社員の行動がそのまま`イメージ`になってしまうからです。
スターバックスの店員さんを思い出すと理解できるでしょう。
店員さんの雰囲気も`スターバックス`を作り出しています。

たった一回の社員の対応や印象がそのまま`イメージ`に繋がるのです。

ストーリーを語れる社員のブランド化も必要なのです。

 

◆変わらないこと、変わるべきこと

スピードの早い今の時代、過去の実績や過去の栄光に頼っている企業やひとはどんどん置いて行かれてしまいます。
アップデートは必要なのです。
老舗の大企業こそ難しいのですが、それでも外部機関や専門家を入れ新しいチャレンジをし続ける企業は業績を伸ばしています。

チャレンジというのは、時に面白い人材を呼び寄せることがおおいにあります。
`変わること`は必ずリスクはつきものです。

 

ベンチャー企業はスピードが早く、大企業になるほど決定に至るまで承認の過程も多く時間がかかります。

本質的なことは変えず(ブランド力)、そして時代に応じて適応する力もまた必要です。

 

◆ブランドとは目に見えないもの

選ばれるために必要なのが`ブランド力`です。
お客様にブランドを認識してもらうためには対価以上のものを提供することです。
期待以上の満足を届けることが必須の時代です。