`伝わる`と`伝える`
日本語って難しいですね。
たった一文字で全く意味が違いますから。
よく、「コミュニケーション学びたいです、コミュニケーション苦手です」と来てくださる方に共通するのがこちら。
「伝え方がわからないんです」
「伝えないと」と頭の中いっぱいになってしまい結局真っ白になるということは皆さんも経験されてきたのではないでしょうか。
`伝える`と`伝わる`の違い
伝えるというのは、主語が「私」で一方通行です。
伝わるというのは、主語が「あなた」で双方です。
必死になり棒読みになったプレゼンや、面接対策でマニュアル本を読み美しくまとまっているはずなのに不合格。
非常に多いですね。
それは何故でしょうか?
それは「相手」と「心」を置いてきてしまっているからです。
相手の反応を受け取ること
では相手の反応を見るにはどうしたら良いのか。
例えば、セミナー講師業、営業プレゼン、販売業・・・・
一方通行の場合は必死に自分ばかり話してふと聴衆やお客様を見るとぽかーーーん。
あれ??!!と焦った頃には遅かった・・・・・
こういうのとても多いと思います。
また分かりやすいシーンだと、お洋服を買いに行って、必死に新作だの人気があるだのラインが綺麗だのと`情報`を伝えてくれる店員さん。
でもなんだか魅力的に思えない、こんなことないですか?
心に全く響かないのは、そこに`目の前のお客様`が抜けているからです。
目の前のお客様を受け止めて、`あなたにとってどうなのか``私はどう思うのか`など付け加えるとそれは`伝わる`に変身します。
何が違うのかわかりましたか?
相手を巻き込むという事が必要になってきます。
自分の言葉で話す
どれだけ話し方を学んでも、プレゼンスキルを身に付けても用意しているものは完璧なのに
`伝わらない`人がいます。
アナウンサーのように美しい声、スピード、そんな風に話された内容。
一方応援したくなるような不器用な話し手。
プロフェショナルなスキルがあるのに、その内容が読んだだけのものであればそれは、綺麗な声だったな、綺麗な話し方だったとイメージは残っても、どんな内容でしたか?
と聞くと大抵の人は覚えていません。
一方、たとえ不器用でも一生懸命自分の言葉で話している人はやはり伝わるのです。
何故でしょうか?
そこには「心」が存在しています。
人間は感情の揺れ動くポイントというのにとても敏感なのです。
自分自身の感情が揺さぶられた時、相手の感情が揺さぶれた時、それは`伝わっている`と言えます。
あなたのコミュニケーションは
`伝える`ですか??
それとも`伝わる`ですか??
選ばれるためには`伝わる`コミュニケーションが必要です。
セミナー講師業、営業、販売業、ママ・・・
`伝わる`が苦手な人は問題点を見出し、分析し一緒に改善して
`選ばれる人`になるレッスンをしましょう!