こんにちは。
いよいよ年の瀬。
この時期は年末のご挨拶やお年始のご挨拶などで、贈り物をされることも多いかと思います。
そこで今日は素敵な贈り物術を。
せっかくなら、ONLY ONEの心に残る印象深い贈り物にしてしまいましょう。
ちなみにお歳暮は12月上旬〜12月20日頃に届くようにし、それが過ぎた時期は『お年賀』として1月7日までに届くようにしましょう。
今からだとお年賀ですね。
お歳暮などの正式な贈り物を手渡しされる際は、やはり袋から出し、正しい方向に向けて丁寧にお渡しましょう。丁寧さが大切です。
例えば手土産などのちょっとした贈り物の場合は、相手に気を遣わせないということもポイントですので『袋のまま恐縮ですが是非皆様でお召し上がりください』など付け加えてお渡しされるとよいでしょう。
お歳暮は一度贈ると贈り続けないといけないのでその場合は「お礼」という名目でお送りしましょう。
上記は一般常識のお話でしたが、ここからは贈り物で「差」をつける5つのポイントをお伝えします。
日本人はついつい「つまらないものですが」なんて言ってしまいますが絶対NGです。「どうぞ」なんて何も言わずに渡してしまうのももったいないですね。
贈り物というのはあなたを印象つけるチャンスなのです。
「私がお気に入りの〇〇(ex.クッキー)です」
「最近人気の〇〇です。本当に美味しいんですよ。是非お召し上がりください」
「うちの近所でとても人気なんです」
「NYでNO.1人気のチョコレートです」
「喉を使われると思って,はちみつです」
「最近体調を崩されていたと聞きましたので」
何故それを選んだのかを必ず付け加えるのです。
ちょっとしたお礼でも、何でも相手に気を遣わせない程度の贈り物をするのは実は非常にコスパが良く、関係性の構築に結びつきます。
贈り物を選ぶとき、少なくとも時間もかけますし、何をすれば喜んでもらえるかと考えるわけです。せっかくならその思いを伝えて「モノ」に付加価値をつけましょう。秘書に頼んだ時も、「取り敢えず送った」「取り敢えず選んだ」「形式的」であったとしても、渡す時にストーリーを付け加えるだけで世界でたった1つの特別な贈り物になります。
言葉一つで、贈り物が世界で唯一のものになるのです。
「私が一番好きなチョコレートなんです。是非〇〇さんにもお召し上がりいただきたくて」
「私も気に入っていてお揃いで買いました」
「私の中の〇〇さんをイメージして選びました」
ここのポイントは「私」と「〇〇さん」を連呼するのです。名前を呼ぶということで意識的に「私」と「〇〇さん」を結びつけるのです。
人が感動するのは贈り物の内容や金額ではなく、そこに込められた思いです。どんなものでも、一生懸命選んでくれたんだと伝わるとそれだけで心が温まるのです。
心を温めることを意識すると、あなたは気遣いの出来る人というイメージで印象がとっても良くなります。
素敵な大人の女性でしたら、季節のあいさつ文を書いた一筆書きを加えられるととても素敵です。
これをしている人は実はそんなに多くないので、これが出来ると一歩抜き出ることが出来ます。
最後は相手への気遣いの一文を添えて。
「贈り物」は良好な人間関係を築くのにとてもよい機会です。ここで圧倒的に差をつけるのです。
もし、関係性をすでに築けているのならそのご家族に対する贈り物をされると心を掴めます。「奥様と楽しんでください」「お子様にどうぞ」「ご家族でお召し上がりください」
ただし、すでに関係性を築けている場合です。会話の中でよく出てきたりする場合のみです。プライベートに関する贈り物をするというのは効果的な反面、リスクもありますので。
形式ではなく、心を届ける意識をするのです。
一歩踏み込んだ関係性を作れます。
中には、贈るかどうか迷う人がいますが、迷ったときは贈ってしまいましょう。与え上手はやはり人間関係を構築するのが上手な人です。
ちなみにこんなに贈り物好きなのは日本くらいです。日本は形式になっていますよね。実は海外ではこんな形式的なものはなく相手を喜ばせるためのもので、もっと本質的です。
海外と日本文化では少し違いますので海外の場合は注意が必要ですが日本の場合、日本文化を大切にし、ちょっとしたサプライズ上手になってしまいましょう。
そして・・・・・
プレゼントや贈り物をもらった場合、贈った相手はやはり相手の喜ぶ顔が見たいわけです。
その場で開けない人も多いですが、その場で開けて喜びを表現するのも大切なこと。
そして感想を相手に伝えるのも贈った相手は嬉しいですよね。
贈り物上手になって、「差」を付けてしまいましょう。